FXトレードを始めてから現在までの売買手法あれこれ
FXを始めてまず最初に真似た事は与沢翼氏のトレード画面を見て、使っているテクニカル指標に似せる事でした。
確か、GMMAやRCI、ストキャスティクスを使っていたトレード画面を見て拡大して設定してある数値などを同じように合わせて相場を見てました
RCIの9.26.52、ストキャスティクスの4.3.3などです。
ですが、与沢翼氏の他のトレード画面や動画などを見ていて、その時々によっていろんな指標を使い分けていたり(相場の状況で変えているのか自分の知識と成長の中で分析方法をどんどん変えていっているのかは分かりませんが)、画面を見ても分からないような、自身で改良を加えたオリジナルの指標を使っている事を知っていくにつれて与沢翼氏の真似をする事もなくなりました。
次に真似をしようと思ったのが、中神あきら氏が動画で少しだけ見せたテクニカル分析の本を見て同じものを買いました。小次郎講師氏の移動平均線大循環分析です。
この売買方法もしっかりと真似をするためには十分に内容を理解するだけでなく、移動平均線(とMACD)をチャート から読み取るための力(経験値)が必要で、実際に本の中でもプラクティスの重要性とプラクティスの方法もしっかりと書かれていました。
プラクティスをしてみるとほとんどが小さく負けてたまに大きく勝つという状況でした。ほとんどが負けるため面白くなく更には邪魔くさくなっていってしまい、この方法も一度諦めてしまいました。
実際にデモトレードでも何回かトライしてみましたが、この方法が悪いとかしっかりとやり方が分かってなかったとかいう以前に、相場に対して自分に都合のいい思い込みで見てしまう部分が大きくエントリー、ストップロス、テイクプロフィットどれをとっても全くダメでした。
経験不足ももちろん原因です。本に書いてある事を正確にもやっていませんでした。この手の本にはたいてい「誰でも簡単に」的な事が書かれている事が多いのですが、僕はこの部分を勝手に「誰でも簡単にすぐに」と解釈してしまいました。
簡単に結果を出すには書いた人と同じような目線でチャート見る必要があり、その為にはチャートを見続けてきた経験やプラクティスの経験が重要になります。
その部分を端折っていては簡単に結果は出ません。この本にはプラクティスは1000年分やるように書いてありました。もちろん僕はそんなにやっていません。1000年分プラクティスをやるには2年ほどかかるとも書いてありました。
トレードが上手く行かない事を自分の能力の無さを棚に上げてトレード手法のせいにした僕はニュースサイトで見た違う手法を試すことにしました。
Twitterでも話題になっていたみたいですし、元になった手法は以前から有名な手法でもあったようです。その手法は「グルグルトレイン」、元になった手法は「くるくるワイド」です。
これは機械的に無数の両建てをして裁量を挟まない自動売買的な手法です。レンジ相場でも細かく利益を出す事ができ、チャートを分析する必要がほとんどありません。
この売買方法では含み損が大きくなるのでサポートポジションというものを持っておくらしいのですが、こちらも不完全な真似をしたせいで中途半端なサポートポジションになってしまいました。
利益は1ヶ月で15000円ほどありましたが、含み損は最大で37000円ほどとなりました。相場のレンジ次第では僕の元本では厳しいと思い、また完璧にこの手法を真似するにはもっと時間がかかる為この手法に対しても消極的に考えるようになりました。
ですがこれはデモトレードのレバレッジが25倍という事や、元本の多さなども考慮すると今後しっかりと学ぶ事もあるかもしれません。
ですが現段階では完璧に真似をしなかったという事が原因で辞める事にしました。
初めての事をやる上で既に成功している人の真似をするのは間違っていないと思います。ですが重要なのは完璧に真似をするという事です。そうでなければ意味がありません。
完璧に真似をするというのはとても労力が必要で、時間もかかるし、何よりそのもの自体を心から信じる事ができるかに掛かっています。
少しでも疑ってしまえば完璧な真似というのはかなり難しいものになります。というか不可能かもしれません。
そういった事を考えながらそれでもやはりゼロから自分で築き上げるよりは、成功者の真似をした方が確実で近道にもなると思いました。
そしてどの真似をするかという事を考えた時に、もう一度小次郎講師氏の移動平均線大循環分析と大循環MACDをやると決めました。
その理由は小次郎講師氏が実際にTrading Viewで使用しているテクニカルツールを僕も使えるようになった事により、より分かりやすくチャートが見れるようになったからです。
これにより、より完璧に移動平均線大循環分析と大循環MACDを真似する事が可能になると考え、さらに深く信じ、学ぶという覚悟ができました。
家のPCでも仕事の合間の休憩時間でスマホでも、
1000年分のプラクティスをやってしっかり値動きを読み取れるように時間を掛けて努力を積み重ねたいと思います。
僕がトレードできる時間軸としてはチャートは4時間足をメインで使用します。4時間足のトレンドの変化は直近では約1ヶ月が一つのトレンドになる事が多く、短い逆行があれば更にトレンドが伸びる傾向があるように感じます。
ロスカットや資金管理についても本に詳しく書いてある為、きっちりその通りにしていきます。
僕が今最も難しいと感じている揉み合い離れの判断も移動平均線の間隔や、MACDのダイバージェンス、ローソク足の特徴を意識しながら練習していきたいと思います。