よく調べずに買った草コインシリーズその②XRB

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さて、ホワイトペーパーを読みながら記事を書こう…

と思ったら…日本語がない…。


という事で、仕方ないのでいろんなサイトを見て情報や特徴をまとめたいと思います。


XRB(レイブロックス)とは?

調べ始めてすぐに気付きました。

「あ、これ通貨の名前変わってたわ、そーいやそんな事前になんかで見た事あんな」


XRBはリブランディングされNANO(ナノ)になりました

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XRBは1月31日に名称を変更してNANOになりました。

現在の時価総額ランキングでは24位となっているのでもはや草コインとは呼べないところまできているのかもしれません。

NANOについて少し詳しく調べたので順番に書いていこうと思いますが、基本的にはDAGという技術がその根幹にあり、これが全てと言っっても過言ではありません。


DAG

DAGは有向非巡回グラフという意味で、一方通行で、後戻りしないという性質があります。

ブロックチェーンと同じ一方通行で後戻りしないという性質を持ちながら、ブロックチェーンは鎖のように一列で一直線なのに対し、DAGは全体的に一直線ですがその中身は絡まった糸状に、且つ分岐しながらブロックが伸びていく構造になっています。

そしてブロックチェーンでは前後に一つずつしかないブロックもDAGでは2つあっても問題ないとされています。

広がりながら複数のブロックが繋がっていても過去に生成されたブロックに戻らない事を確認する事で整合性をとっています。


また、ブロックチェーンには1ブロック辺りのサイズが決まっているため、処理能力の限界があります。

このブロックサイズの問題は取引の遅延に繋がるためハードフォークによってブロックサイズを変更したりして取引速度を改善しています。

対してDAGではブロックサイズに制限がなく、生成間隔を短くしてもその取引量に対応できるとされています。

ビットコインブロックチェーンのブロック生成間隔は10分とプログラムされてますが、DAGを使った通貨では生成間隔を格段に短くする事により、取引の遅延に強い通貨となります。


ゼロFee

NANOはそのプロトコル自体が軽量コンパクトに設計されていて、取引記録においても維持費がかからない構造になっています。

そのためNANOは取引手数料がかかりません。

ですが、コンセンサスアルゴリズムはdPOSというブロックチェーンのPOS方式と似た形をとっているため取引を承認した時の報酬を得る事はできます。

POSとの違いは承認者を投票で決めるという点であり、その投票にNANOが必要でそのNANOから報酬がでてるのだと思いますが、もうちょっと詳しく調べないと今のところ僕もよく分かってません…。


超高速送金

DAGの項で書いた通りの理由から、DAG技術を用いた通貨は超高速送金が可能になります。

リップルのように既存の金融機関や国、自治体などの暗号通貨に使われやすい技術ではないかなと思います。


スケーラビリティが高い

これもDAGですでに説明しましたが、送金の詰まりが発生しないという事になります。

ブロックが分岐して複数処理する事により取引量が何倍になっても処理できるとされています。


まとめ

今年の2月に海外の取引所において200億円相当のNANOが盗難に遭いましたが、原因は取引所側のセキュリティに問題があったためで、NANOの脆弱性を突かれたものではありません。

ブロックチェーンではない暗号通貨という事に不安を抱く方は多いと思いますが、まだブロックチェーンに比べて歴史の浅いDAGの技術が今後改竄される事なく運用されていく中でその価値は高まっていくのではないでしょうか。