NEOの情報を調べてまとめました

NEOとは?

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平均取得単価約5200円、保有している中でも数少ない含み損になっていない暗号通貨の一つです。

一時は2万円台まで上がりましたが今では5400円程です。

NEOは中国版イーサリアムといわれていてスマートコントラクトを搭載したプラットフォーム系暗号通貨です。

NEOのコンセプト自体もイーサリアムと同じで、NEOというプラットフォームの中で何でもでき、全てが完結するような経済圏を目指しています

ですが、イーサリアムとは違った性質も多々あるためその辺りを中心に情報をまとめたいと思います。


コンセンサスアルゴリズム(承認方法)の違い

NEOはDelegated Byzantine Fault Tolerant頭文字をとってDBFTというコンセンサスアルゴリズムを採用しています。

ホワイトペーパーでは「ビザンチン耐障害性コンセンサスメカニズム」訳されています。

ブロックチェーン技術には「ビザンチン将軍問題」と呼ばれるキーワードがあります。

この問題は、一つの合意(その取引は正しいと承認する事)を得るために複数の意見の一致が必要であるが、その合意が故意や故障などによって正しいものを正しいと承認できなくなるという危険性を指します。

つまりビザンチン将軍問題とは悪意のある何者かによって意図的にミスやバグを引き起こされる可能性があるという問題です。

NEOのコンセンサスアルゴリズムであるDBFTはこの問題を解決するための技術であると言えます。

NEOにはブロックキーパーと呼ばれるブロックを確認し生成する立場の人がNEOユーザーの投票により決められます。

そしてブロックキーパーが正しい確認作業をしているかをNEOユーザーが監視します。

そうする事でブロックキーパーだけでなくNEOユーザー全員が報酬を得る事ができ、資金力のある所に資金が集まるといった事が起きにくく、ユーザー全員が平等に報酬を分配できるようなアルゴリズムになっています

また、ブロックを生成するブロックキーパーは一人だけなので、ハードフォークは起きにくい構造となっています。

ですが、ブロックキーパーに選出されやすいようにするためにNEOを独占されてしまえば不正が起こってしまう可能性もあります。

そういった危険性を排除するためにNEO運営はNEOの発行総数の内の半分を保有する事により不正が起こるのを防いでいます。


開発言語の対応数の違い

イーサリアムでは開発のための言語としてイーサリアム専用の言語を習得する必要があります。

これが現在イーサリアムをプラットフォームとした開発をする上での大きな障害となっている部分です。

対してNEOは既存の言語で、しかも数種類の言語に対応しています

開発言語はまだ増えていく予定で、将来的には90%以上の開発者が自分の得意な開発言語を使用してNEOアプリケーションを開発していく事ができるようになります。

開発のハードルが低いという事はそれだけ参入する企業などの数も増えると考えられるので豊富なサービスが広がっていくと期待できます


NEOは保有しているだけでGASというトークンが貰える

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NEOの公式ウォレットであるNEONウォレットでNEOを保有しておくと定期的にGASというトークンが配布されます。

NEONウォレットはNEOとGASの両方を管理できるソフトウェアウォレットです。

GAS自体にも価格が付けられていて、バイナンスでも既に取引されています。

NEOのスマートコントラクトはこのGASを支払う事で使用する事ができます。

NEOの購入とGASの取引もされているのでバイナンスの口座開設はぜひやっておきましょう。


まとめ

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NEOは中国版イーサリアムと単に呼ばれていますが、差別化できる部分もあります。

また、大企業であるアリババとの提携もあり独自の発展を遂げていく可能性が高いと思います。

トランザクションの処理能力も高く、DBFTという独自のアルゴリズムによる送金詰まりの軽減やセキュリティの向上は期待できるので、将来大幅な上昇が見込める暗号通貨ではないでしょうか