草コインAigang（AIX）の情報まとめ（ホワイトペーパー要約）
Aigang（AIX）とは？
Aigangを運営するAigang Networkはリトアニアにある企業です。
AigangはDAO（分散自律組織）とイーサリアムのスマートコントラクトを利用してIOTデバイスの完全自動化保険を提供する事を目的としています。
また、Aigangのブロックチェーン上にコミュニティや開発者、企業が独自に保険商品や保険予測市場を作り出すことができるプラットフォームのインフラを目的としています。
時価総額ランキング・・・668位
Aigang（AIX）の使われ方、プロダクト
DAOとスマートコントラクトとIOTという組み合わせによりIOTデバイスの状態を管理し、不具合や故障が検知されれば、自動的に保険料の支払いが行われるようになります。
自動運転車に対しての保険やドローンに対しての保険などの開発が進められています。
Aigang（AIX）の競合相手に対してのアドバンテージ
DAOやIOTを利用する事がAigang（AIX）の最大の特徴でありアドバンテージであると言えます。
iXledgerのように人や企業といったものではなく、車、ドローン、PC、スマートフォンといった個人の持ち物に対しての保険といったところが差別化できるポイントです。
ちょっとした事でも面倒な手続きなく、スムーズに自動で保険がおりるシステムはより民衆のニーズに答える事ができるでしょう。
iXledgerのCEOであるインゲマーは「AIXの技術は興味深いが、iXledgerと競合するものではない」との発言をしています。
DAOとIOTを使ったプロダクトという事を考えれば、競合相手は現在のところいないと言って良いでしょう。
開発の進展状況
AigangはすでにAndroidとiOSの両方でスマートフォンアプリがリリースされています。
このアプリケーションはAigangのプラットフォームを利用してシステムが正確に作動するかをテストする、Aigangプロトタイプ上に構築されたコンセプト実証アプリです。
このアプリの内容はスマートフォンのバッテリーに対しての保険で、スマートフォンをIOTデバイスで管理しバッテリーに不具合や故障があった場合の保険料の支払いやバッテリーの交換がサービスの対象となっています。
まとめ
iXledgerとは違ったアプローチで保険とブロックチェーンを使ったプロジェクトがAigangです。
しかし、iXledgerに比べると情報が日本に入ってきていないなという印象があります。
英語が分かればもっといろんな情報も読めるのかもしれませんが、CEOのプロフィールも公式サイトの情報くらいで他にはなかなかリサーチするのが難しかったです。
ですが、という事は現在普通の日本人ではAigangにはなかなか辿り着けないといえるでしょう。
プロジェクトの大筋、そこに対して現在の時価総額がどうか、実証アプリが開発されている、という事を考えれば一気に吹き上がる可能性もあるかもしれないと思いました。
